DAY 6

DAY 6柱を立てる

内部講評会

「プレゼンなし」「モノだけ」の講評会で作品と向き合う

2025.06.21@ 亀戸ガレージ
柱を立てる
今日までひたすら歩き、手を動かしてきた。振り返れば、そこには無数の足跡がある。もがき、迷い、踏みしめた証として刻まれたそれらは、確かに私たちが通ってきた道を語っている。 けれど、時間という波はそれらを容赦なく飲み込み、やがて痕跡すら消してしまうかもしれない。 だから、ここで柱を立てよう。形にしよう。私たちの思いを、覚悟を、社会に届けるために。 DAY6・中間講評会で求められたのは、言葉ではなくモノ。「でもASIBAに参加したからこそ、ここまでやり切れた」。プログラムの終わり、そしてその先を見つめて。強度を高め、歩みを止めず進み続ける。

ASIBA学生サポーターの鏡です! 運営メンバーの一人として、プログラムの模様や3期生の姿をお届けしていきます。

クリエイティブ領域に身を置く30歳以下を対象として「問いと実践を往復するクリエイティブ・アントレプレナーシップ」を育み、社会実践を目指すASIBA Creative Incubation Program 3期。 6月21日、東京・亀戸ガレージにてDAY6・内部講評会を開催しました。 DEMO WEEKまで残り1ヶ月となったこのタイミング。今回、新たな形での内部講評会を実施することになりました。それぞれの成果は、果たしてどのようなフィードバックとして現れるでしょうか。

空間を作り出す

今回の会場は、ASIBAの新たな拠点となる「亀戸ガレージ」。 亀戸の下町エリアに位置し、今まさにメンバーの手によって改修が進められている築60年のビルです。至る箇所に残る古い痕跡と、徐々に導入されつつある最新の設備。過去と未来が交差する熱気あふれる空間に、3期生たち約30人が集まりました。 当日は早朝から、中には前日から会場入りして展示を準備した参加者も。 まだまだ発展途上の亀戸ガレージには、展示用のスペースも什器も用意されていません。 参加者たちは、あり合わせの素材や道具を駆使しながら、自らの手で展示空間を立ち上げていきました。

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もので語り、言葉で伝える

DAY6・内部講評会のルールは「プレゼン禁止」。 これまでメンタリングやピッチなど、言葉を通じて想いを伝え合ってきた参加者たち。 今回は「モノ」による実際の体験を重視し、展示の説明は作品そのものと説明資料だけによって行います。 展示の準備が終わり、いよいよ審査時間。今回はメンターだけでなく、3期生・運営メンバーも講評員として互いの展示を体験し、率直なコメントとスコアをフィードバックシートに記入しました。 その後、集計された評価結果を共有しながら、全体講評と個別の展示に対する振り返りを行います。 プログラムもいよいよ終盤。開催まで残り1ヶ月を切ったDEMO WEEK、そしてその先を見据え、お互いの思いや期待を真正面からぶつけ合いました。

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暑さを刺激に変えて

──今日はどんな意気込みで会場まで足を運びましたか?

(Fuwariii.・平野葵子さん) 今日はもう「物を持ってくる前提」だったので、少しでも皆さんに自分がやろうとしていることを体験してもらえたらと思って展示をつくってきました。 時間的にはかなりギリギリで、正直100%納得のいく形にはなっていないんですけど、それでもまずは第一段ができたので、ここからもっとスピードを上げてブラッシュアップしていきたいと思います。

──今回の会場の亀戸ガレージはいかがでしたか? なかなか他にはない雰囲気だったと思います。

(平野葵子さん) というより、なかなか暑かったですね(笑)。 もちろん、エアコンがなくて物理的に暑いというのもあるんですが、それ以上に人の熱気から生まれる暑さをすごく感じました。 ここまで熱量のあふれる空間をつくることは私自身が目指していることでもあるので、今日はすごく良い刺激をいただきました。

──プログラムもいよいよ終わりが見えてきました。最後に、今後の意気込みを聞かせてください。

(平野葵子さん) DEMO WEEKが近づいてきて、焦りが全くないかと言えば嘘になると思います。 でもASIBAに参加したからこそ、ここまでやり切れた。そう自信を持って言えるように、残りの時間も全力で頑張りたいと思います。

おわりに

どこに何を置くのか、どう伝えるのか、どんな反応が返ってくるのか。 DAY6・内部講評会は、DEMO WEEKを見据えた一つの実験場のような空間にもなりました。今回、一人一人が得たフィードバックや空間との向き合い方が最終発表の表現にどう活かされていくのか。 終盤に向け、3期生たちは止まることなく走り続けていきます。

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