![[ASIBA授業レポート] Day4「海に乗り出す」|ASIBA](https://images.microcms-assets.io/assets/7227a83e784543ee8439399db96eb99c/59feba2268244001af8e6769f2dc6655/rectangle_large_type_2_57fcfa0d5f455706eebd7e3f59a386d2.png)
[ASIBA授業レポート] Day4「海に乗り出す」|ASIBA
ASIBA学生サポーターの鏡です! 運営メンバーの一人として、プログラムの模様や3期生の姿をお届けしていきます。
クリエイティブ領域に身を置く30歳以下を対象として「問いと実践を往復するクリエイティブ・アントレプレナーシップ」を育み、社会実践を目指すASIBA Creative Incubation Program 3期。 5月24日〜25日、東京・潮見「温故創新の森NOVARE」にて、Day4・BEYOND CAMPを開催しました。 外部のパートナーやメンターにプロジェクトを自らの言葉で伝え、多角的なフィードバックを受けることを目指す今回のBEYOND CAMP。参加者にとっては思いをアピールし、実証場所や提携先との連携を始める重要な機会でもあります。
伝え方を深める
──早いもので今回がプログラムの折り返しですね。この1ヶ月半を振り返って、いかがですか? (トリセツプロジェクト・井上さん) キックオフ合宿の時から考えると、3期生同士の距離も縮まり、かなり話しやすくなったなと感じます。 周りを見渡せば、自分と同じように壁にぶつかっている仲間がいる。 そんな同期と切磋琢磨できることは刺激になりますし、たくさんヒントももらっています。 僕自身はこの1ヶ月半で、何事も実践してみようというポジティブな気持ちを持てるようになりました。アイデアをなるべく形にしたり、周りの人に試したりしてもらうことで、思考がどんどん深くなっているのを実感しています。
──すでにワークショップなどでの実証も進められているんですよね。今回のBEYOND CAMPの意気込みを聞かせてください。 (井上さん) この1ヶ月半でプロジェクトに対する理解はかなり深まってきたと感じています。次は、他人への伝え方をどう深めていけるか。プレゼン用のスライドやドキュメンテーションは力を入れて作ってきました。 そういう意味では、僕にとってこのBEYOND CAMPは腕試しの場ですね。今までやってきた道筋をどれだけ伝えられるか。頑張りたいと思います。
1日目:社会という壁に当たる
1日目は午前・午後の2部構成。それぞれの「ビヨンド・セッション」では全体を5つのグループに分け、参加者による5分間のピッチと約10分のディスカッションを繰り返し、メンター・3期生・運営メンバーが入り混じりながら、鋭い意見を飛ばしあいました。 今回ゲストメンターとしてお呼びしたのは、ASIBAパートナーの企業や自治体、1,2期のOB・OGなど幅広い分野の先導者の皆さん。そのほとんどが各プロジェクトに関しては全くの無知の状態です。そんな分野も経験も全く異なる相手に対して、3期生は自らの思いを精一杯伝えていきました。


「課題じゃなくて、社会実装」
──どのセッションも白熱していましたが、1日目を終えていかがでしたか。 (faatto・酒川さん) やはり、コンテクストを共有していない外部の方との対話は難しい部分がありましたね。 これまでやってきたこと、やりたいことは面白いと言っていただけた一方で、自分たちの実践の価値や独自性に関してはうまく伝えきることができませんでした。 自分自身、もっと丁寧に説明できたし、説明するべきだったなと感じます。 僕たちがやっているのは大学の設計課題じゃなくて、社会実装。だからこそ、なぜこの問いが重要なのかという段階から丁寧に説明しなければいけないと改めて感じました。
長時間にわたるセッションを経て、さまざまな感触を得た参加者たち。 必ずしも良い手応えばかりではありませんが、社会に対しプロジェクトを進める新たな手がかりを得ていったように見えます。 セッション終了後は3つのグループに分かれ、会場近郊の施設に宿泊しました。 夜の時間には、運営メンバーと3期生との1on1セッションを行い、自分の表現が社会とどう接続しうるのか、その表現を通じて何を変えたいのか。そんな根源的な問いと向き合いました。
2日目:壁の向こうへビヨンドする
2日目午後のビヨンド・セッションに向け、夜や朝の限られた時間でピッチのブラッシュアップを行ってきた参加者たち。 1日目とは異なる顔ぶれのメンター陣に対し、全力で自らの思いを伝えました。 セッション終了後には懇親会も行われ、最後まで積極的な意見交換や交流が行われました。


「あなたと組ませてください」
──セッション中も、宿泊先でも、とにかくたくさん話して、試行錯誤している姿が印象的でした。まずは長い2日間を終えて、いかがでしたか? (faatto・酒川さん) 2日間、めちゃくちゃビヨンドしましたね(笑)。 これまで何となく仲間内で共有してきたことを、言語化して伝え切らなきゃいけない。その上で、理解してもらい、共感を呼ばなければいけない。 「社会に伝える」というのはここまで強度が求められるんだという感じで、正直1日目はかなり壁に当たっていました。 でも、運営の方からのフィードバックも参考にしながら、何も知らない他人から自分の思いがどう理解されるのか、少しずつ客観視できるようになってきた気がします。 ここからはもっとロジックを組み立てて、自分たちの実践が持つ価値を論理的に説明できるようにならないといけないですね。
──夜も遅くまで作業して、ギリギリまでスライドを作り直してましたよね。何か今後につながる具体的な成果は得られましたか? (酒川さん) 1日目のセッションは思うように気持ちを押し出すことができなくて、夜には2人でプレゼンを組み直し、必死で準備しました。 2日目はスライドにメンターの方の個人名を入れて「あなたと組ませてください!」とアピールし、結果的に2件のチャレンジの機会をいただくことができました。 まだまだどうなるかはわかりませんが、まずはこのチャンスに全力で取り組み、成功させたいと思います。
おわりに
プログラムも折り返しを迎え、いよいよ具体的に動き出した各プロジェクト。 ここからの道のりは自分一人ではなく、さまざまなパートナーとの連携が待っています。 これまで深めてきた自分自身のアイデアが、社会にどこまで通用するのか。 社会という海の流れに流されることなく、どこまでも遠くを目指してほしいと思います。